年間聖句
彼はわたしたちの患いを負い、わたしたちの病を担った。
【新約聖書 マタイによる福音書 8章17節】
礼拝案内
礼拝は日曜日10:30から1時間程度です。讃美歌を歌い、聖書を読み、牧師の説教があります。そのほかにも主の祈りを祈り、誕生の祈りがあります。
月に1回は聖餐式(パンと葡萄ジュースをいただく儀式)もあります。最初は少し堅苦しく感じるかもしれませんが、一週間の忙しさの中でゆっくりする時間として過ごすのもありかと思います。
また、キリスト教の要素が詰まった説教は、(多分)他ではなかなか聞けない内容だとも思いますので、それを聞きに来るのもあり、です。
次回礼拝:2023年9月24日(日) 午前10時30分から(1時間程度)
今週の週報(PDF)
教会とはどんなところ
★ゆっくり過ごしてください
教会、宗教というと、堅苦しいイメージがどうしてもありますが、意外にも明るく騒がしいのが札幌手稲教会です。
聖書を読んでも笑えませんが、教会の中は笑顔と世間話、食事(コロナで今はなしですが)や歌声に溢れています。無論、そうしなければならないわけではなく、静かに礼拝堂に座っている方もおられれば、ゆっくり聖書や他の書物に目を通す方もおられます。
他にも、聴覚障害者のための手話の学びがあったり、視覚障害者のための聖書・讃美歌も置いてあり、いろんな特徴のある方にゆっくり過ごしていただけるような雰囲気と設備があります。
★要するに…
どんな方がお越しになっても、ゆっくり過ごせるような場所、それが教会です。
教会のイベント
★来てみて分かる楽しいイベント
コロナがある程度終息して、皆が元気に動けるようになれば…の話ですが、バザー開催(食品、衣料、手作り手芸品、がらくた市、わなげコーナーなど)、焼き肉パーティー、キリスト教三大祝祭日(クリスマス、イースター、ペンテコステ)の食事会などを行います。
★今はこれだけ
現在は食事や大勢が集まってのイベントが出来ないために、少人数で集まる聖書を読み祈る会のみを開催しています(毎月第1・3水曜日10:30から1時間程度)。
アクセス
〒006-0814 札幌市手稲区手稲本町2条3丁目3-1
牧師室より
no.518 『発想と配慮』
『鉄道・航空シートマップガイド(イカロス出版)』なるものがある。JR・私鉄の列車、各航空会社が使用する飛行機のシートがどのように配置されているかが、一目で分かる。さらに何故このようなシート配置になったかの説明もあり、優れモノである。海外の地方航空に乗るときにも便利でマニアックな本を、いったい誰が持ってんねん、とお思いだろう。実は私が持っている。聖書と共に愛読書の一つである。
そのガイドを見ていると、乗客に配慮する配置が多いのに気付く。飛行機ならば、すべてのシートから通路に出られるように設計がなされていたり、観光列車ならば、椅子がすべて窓を向けられるように配置されていたりする。あるいは、シートを一つ外して介助席にする工夫がなされていたりと、狭い機内や車内で快適に過ごせるように、様々なアイデアを形にしている。
一目では「ん?」と思う配置も、説明を読めば納得する場合もある。新幹線の2列+3列は有名。これは要するに、たくさん乗客を乗せたいという配慮がない配置だと思っていたら、説明はこう言うもの。「2以上のすべての自然数は、2の倍数と3の倍数の和で表わす。従って、新幹線の座席を2席の列と3席の列に分けておくことで、いかなる数の団体客が予約しても、ぴったりに座席を埋めることができる。」なるほど、そんな発想と配慮がなされていようとは…目から鱗であった。
しかし、様々な視点から乗客に配慮する鉄道・航空会社とは裏腹に、金曜に発表された第二次岸田政権は「副大臣と政務官に女性がゼロ」という発想の薄さと配慮のなさが際立った。配慮だけで女性を入れるのは「本末転倒」だが、性別関係なく適材適所で考えると、女性が入って当然ではないだろうか。なぜそれに気付けないのだろうか。シートマップガイドのように、納得できる説明が欲しいところである。もしかしたら、まだ男性優位という幻を信じているのだろうか。ならば一度、鉄道や航空会社に出向して、配慮と視点の発想を学んで欲しいものである。(K・H)
平和への願い
あらゆる武力を使った争いに反対します。それはキリスト教の教えとは正反対のものです。
今、ロシアがウクライナを攻撃しています。多くの人々の命が奪われています。
札幌手稲教会は、あらゆる命(軍人、民間人、小さき存在)が神から創られた尊いものと考えています。
それらを奪うのは許されない行為です。
改めて書きます。あらゆる武力を使った争いに反対します。
人は愛し愛されるために、誰かを大切にするために生まれてきたのです。
それを忘れてはなりません。
2022年2月27日
札幌手稲教会のインスタグラムです。