年間聖句
彼はわたしたちの患いを負い、わたしたちの病を担った。
【新約聖書 マタイによる福音書 8章17節】
礼拝案内
礼拝は日曜日10:30から1時間程度です。讃美歌を歌い、聖書を読み、牧師の説教があります。そのほかにも主の祈りを祈り、誕生の祈りがあります。
月に1回は聖餐式(パンと葡萄ジュースをいただく儀式)もあります。最初は少し堅苦しく感じるかもしれませんが、一週間の忙しさの中でゆっくりする時間として過ごすのもありかと思います。
また、キリスト教の要素が詰まった説教は、(多分)他ではなかなか聞けない内容だとも思いますので、それを聞きに来るのもあり、です。
次回礼拝:2025年5月11日(日) 午前10時30分から(1時間程度)
詳細は下記の週報をご確認ください。
今週の週報(PDF)
教会とはどんなところ
★ゆっくり過ごしてください
教会、宗教というと、堅苦しいイメージがどうしてもありますが、意外にも明るく騒がしいのが札幌手稲教会です。
聖書を読んでも笑えませんが、教会の中は笑顔と世間話、食事(コロナで今はなしですが)や歌声に溢れています。無論、そうしなければならないわけではなく、静かに礼拝堂に座っている方もおられれば、ゆっくり聖書や他の書物に目を通す方もおられます。
他にも、聴覚障害者のための手話の学びがあったり、視覚障害者のための聖書・讃美歌も置いてあり、いろんな特徴のある方にゆっくり過ごしていただけるような雰囲気と設備があります。
★要するに…
どんな方がお越しになっても、ゆっくり過ごせるような場所、それが教会です。
教会のイベント
★来てみて分かる楽しいイベント
コロナがある程度終息して、皆が元気に動けるようになれば…の話ですが、バザー開催(食品、衣料、手作り手芸品、がらくた市、わなげコーナーなど)、焼き肉パーティー、キリスト教三大祝祭日(クリスマス、イースター、ペンテコステ)の食事会などを行います。
★今はこれだけ
現在は食事や大勢が集まってのイベントが出来ないために、少人数で集まる聖書を読み祈る会のみを開催しています(毎月第1・3水曜日10:30から1時間程度)。
アクセス
〒006-0814 札幌市手稲区手稲本町2条3丁目3-1
牧師室より
no.573 『一心不乱か飛耳長目か』
スポーツ選手の多くが目標(例:優勝、世界記録)のために一心不乱(一つに集中し他に心を奪われないこと)に練習をする。それがあってこそ、記録や優勝につながる。その姿勢は仕事や生き方に喩えられ、学校や仕事場で「勉学と仕事が本分」と、一心不乱に行うことが良しとされる風潮が昔からある。
確かに一心不乱も良いが、対義語である飛耳長目(観察力や情報の収集力があること)も、豊かで大事なことだと思う。
ゴーマン美智子というランナーがいた。彼女は1973年のウエスタン・ヘミスフィアマラソンで彗星の如く現れ、世界最高記録をたたき出す。その後、ボストンやニューヨークマラソンで数回優勝し、その時代に珍しい日本人選手として、一躍時の人となる。勢いそのままに1979年の東京マラソンに出場する。誰もが優勝を信じ、豪快な走りに期待した。一ヶ月に1,000キロも走り、一心不乱に練習した結果は16位。タイムもまたく伸びなかった。どうしてか。
東京マラソンで走り出した直後、その風景を見て、小さい頃によく遊んでいた場所であることに彼女は気付く。「懐かしい」と思った瞬間から一心不乱の思いは去り、風景に郷愁を感じ、幼少期の想い出を探る飛耳長目の走りになった。一心不乱でなければ優勝などできない。だが、彼女は清々しくゴールした。
一心不乱に勉学や仕事することも大事である。しかし、目標に向かう際に出会いを経験し、沢山の情報を得る飛耳長目の歩みであっても満足度はある。いや、むしろその方が楽しいかもしれない。ゴーマン美智子は引退後、選手育成よりも走る楽しみを伝える指導を行った。それはゆっくり景色を見ながら目標まで飛耳長目の走りが面白いと伝えたかったのだろう。
私達の今後の歩みは一心不乱か飛耳長目か。どちらでも目標にはたどり着く。いや、両方なら更に豊かになるかも。(K・H)
平和への願い
あらゆる武力を使った争いに反対します。それはキリスト教の教えとは正反対のものです。
今、ロシアがウクライナを攻撃しています。多くの人々の命が奪われています。
札幌手稲教会は、あらゆる命(軍人、民間人、小さき存在)が神から創られた尊いものと考えています。
それらを奪うのは許されない行為です。
改めて書きます。あらゆる武力を使った争いに反対します。
人は愛し愛されるために、誰かを大切にするために生まれてきたのです。
それを忘れてはなりません。
2022年2月27日
札幌手稲教会のインスタグラムです。